梅雨になると、なぜだるくなるのか？

梅雨のだるさの最も大きな原因は「自律神経の乱れ」にあります。

自律神経とは、私達の意思とは関係なく働く神経のことで、活動しているときに働く「交感神経」とリラックスしているときや睡眠時に働く「副交感神経」の2つがあります。雨が降り低気圧になると、副交感神経が優位に働くようになります。身体を休ませる神経なので、だるくなったり眠くなったりします。2つの神経の切り替えがうまくいかないと、バランスが崩れて様々な不調を引き起こします。また、この時期の寒暖差や湿度の高さも、身体にとってストレスやダメージとなり、心身の疲れがたまりやすい時期でもあります。

そんな時期だからこそ、手軽にできてリラックス効果の高いストレッチ（仰向けで行う腰とお尻のストレッチ）を1つご紹介します。

①仰向けに寝た姿勢で右膝を両手で抱え込む。②さらに手で膝を抱え込んで太ももを胴体の方へ近づける。③お尻（大殿筋）が伸びているところで30秒キープする。呼吸は止めずに深呼吸を繰り返す。

ストレッチの他にも、起床したらカーテンを開けて光を浴び、体内時計をリセット。冷水で洗顔し、交感神経を活発にする。食事は三食きちんととる。夜は38～40度のぬるめのお湯にゆっくりつかる。照明を消したあとはスマホを見ない。十分な睡眠をとる。

1日の終わりに身体をいたわる習慣を身につけ、リズムのある生活で自律神経を整えていきましょう!!