令和3年9月開講 介護職員初任者研修 ダイアリー ③ 11日目
10月29日(金)
排泄に関する演習
今日は、排泄について学ぶ日です。受講生は事前に、リハビリパンツとパットを配布され、
その中で排尿して、しばらくその状態で過ごしてみるといった課題があります。
その体験をした感想を皆で共有することから始まりました。
・排尿しようとしたが、全然出なかった
・臭いが人に知られないか心配した
・普段の下着と違い、ゴワゴワしている 着け心地が良くない
・他人に処理してもらう恥ずかしさ、悲しさを感じた
・トイレで用を足させるありがたさを感じた などなど・・・
皆さん、色んなことを感じたんですね。
そして、いよいよおむつの演習です。うちの自慢は、おむつフィッター 1級取得を目指して、
京都まで通って受講している職員たちが講師だということ。凄いでしょ!
おむつを当てる人、当ててもらう人、両方を体験します。
見た目が綺麗でテープのしっかり留めたおむつの着け心地は?
お腹を圧迫して座れない。足が自由に動かせないなどなど、不自由だということを体感しました。
おむつのギャザーをそけい部に沿わせる、テープは骨盤の上で留めるなど、
その方にとっての動きを邪魔しない当て方を学びました。
皆さん、実際に体験してみて納得です。
おむつの当て方ひとつとっても、奥が深いですね。