Story
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生活相談員 介護職員兼務
端戸 凪(2018年入職)
祖母がいつか介護が必要になった時に役立ちたいと思ったこと、又、介護施設でのアルバイト経験を生かし地元の横浜で働きたいと思い入職を決めました。
~留学先オーストラリアでのホストファミリーとの出会い~
大学三年次のオーストラリアへの留学経験は私がこの世界に進むきっかけを作った一つです。オーストラリアにはいろんな民族が住んでいるため、多様性を認める文化が根付いています。みなさんとってもおおらかでいつもニコニコしていて、自分の幸せや家族の幸せ、身近な幸せを大事にしていると感じました。特にホストファミリーは親切であたたかくて居心地がよくて、そういうところに身を置けたことは私にとって貴重な一年間だったと思いますし、仕事を通して多くの方とふれあい、幸せを共に感じていけるこの仕事を選ぶきっかけとなりました。
福祉系以外の学部からのご入職、難しさを感じることはありましたか
自分が勉強していたこととは全く別の世界に入りました。もちろん不安もありましたが、勉強した通りが通用する、学んだ通りに実践するイコール正しい、とは必ずしもならない難しさを今も感じています。現在5年目ですが、経験を積むことで初めてわかることもあり、経験という時間が悩みを解決してくれることも多くあります。
入職当初は学生時代に介護施設でアルバイトをしていたこともあり経験者だと思っていましたが、それまで会ったことのないタイプのお客様だったり、人数が多かったり、全く自分の経験が役に立たなかったこともあります。それでもやはり一つひとつの経験が積み重なる大切さを感じています。
自己研鑽を図るために取り組んでいることはありますか
自分の勤務地以外の介護施設やケアプラザを見学させてもらっています。同じ法人内でも地域によってお客様の層や抱えている問題が違うことを感じることができ、色々な方法があることを忘れないようにしています。又、様々なホームページで相談業務や介護技術のための知識・情報を得るようにしています。
2020年7月に介護職員から生活相談員になったため、今は生活相談員の仕事を極めるための学びを深めていきたいと考えています。自信を持って生活相談員ができるようになった頃にはケアマネの受験資格があるので、ケアマネも目指していきたいです。